当店【元祖くじらや】で出している、クジラ鍋(ハリハリ)です(^^)
ハリハリ(クジラ鍋)は大阪の郷土料理で、当店秘伝ダシの炊合せです。
若い人からご年配の方までご好評頂いています。地酒との相性もバッチリです(^^)
新潟ではクジラの赤身を食べる習慣や文化は、
あまりないようなのですが、そこを変えたいと、
師匠である我が父が、試行錯誤して考案した、
手前味噌ながら、自信作でした(^^)
私の師匠である2代目、父の肇です。大きいお腹がトレードマークでした(^_^;) (2002.09.22 )
当時は水菜がどこにも売っていなくて、
大阪から取り寄せたといいます。
そんな、このハリハリ鍋を世に出して約15年が経ちます。
ここまで来れたのは皆様のご支持のおかげですm(_ _ )m
この15年は、すさまじい反捕鯨ムードが
私達にとっては吹き荒れた歳月でした。
「クジラは食べては行けないのでは」
という暗雲立ち込む雰囲気に包まれて、
いちど閉店を覚悟する状況にありました。
正直まだサブワークは辞めれてません(-_-;)
それでも、幾多の応援を頂いて、
励ましのお声に支えられて、
鯨食の灯は灯し続けなくてはいけないと。
日本の食文化なのですよね。
辞めては行けないんだと今は思っています。
クジラは食べても大丈夫(^o^)/
「食べてほしくない人」が騒いでいるだけ(-_-;)
苦手だから食べない、とは大違いなこの圧力・・・
資料:「長門大津くじら食文化を継承する会」より
ただ、捕鯨が例外ではなく・・・
いいモノ、いい文化を持ちながらも、
苦しい立場に置かれている人やモノがあることを
最近とても痛感しています(-_-;)
日本の豊かな農業や漁業、緻密な工業製品、
そこから生まれる地酒や水産物、加工品(^o^)
演歌などの日本歌謡なども豊かな日本の文化☆彡
海外輸入品も刺激的でいいのですが、
日本各地にある地のものが、
もっと再考されてもいいのではないのかな;;
なんか、もったいないなあっと(-_-;)
これらは日本が培ってきた富だと思うのです。
これから、いろんな人とつながり、
声を大きくしていくのが夢になりました☆彡
様々な分野で頑張られている方に敬意と、
あらゆる Made in Japan を
できる力で応援したいと思います(^^)
お父様とは、お店で数回お会いしただけですが、恰幅の良い方でしたね。鯨料理のことを静かに熱く語っておられたのが印象に残っています。お父様の思いを引き継いで頑張ってください。新潟市の夏の風物詩「鯨汁」「本皮の味噌漬け」も魅力的ですね。また、お店に伺いたいと思います。